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死者の学園祭のbibliophageのレビュー・感想・評価

死者の学園祭(2000年製作の映画)
3.3
深キョン17才。目が引き付けられます。胸に!

赤川次郎のこの作品は、1977年とのことなので40年前の作品ですね。
「三毛猫ホームズシリーズ」、「三姉妹探偵団」、そして「セーラー服と機関銃」今思うと、推理小説というよりは青春小説として読んだ方がよかったのかもしれません。

「死者の学園祭」ストーリは複雑。
映画の最初10分で一生懸命シチュエーションを説明してくれます。
カトリック系の高校、あの女子高生と先生が付き合っている
その昔、ドイツから来た先生と先生の不倫
学校で絵画の贋作を売っている
真実を知った女子高生が次々殺されて行く
演劇部が、自殺した子の作品を上演する
って話とがごちゃごちゃと襲ってきます。

このラストの演劇が謎解きになっている、ってところが学園ドラマですね。途中でリアル殺人事件があっても演劇は最後までちゃんと上演されます。

最後はやっぱり深キョンの笑みで癒されます。普通の私服で自転車が素晴らしい!明日へ向かって走る、青春映画はこうでなくっちゃ、って感じ。
主題歌も深キョン!
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