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オーディションのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

オーディション(2000年製作の映画)
3.0
村上龍の同名小説を三池崇史監督が映画化した戦慄のサイコホラー。
英題:Audition
キャッチコピーは
「キリキリキリ…恐いでしょう?
キリキリキリ…痛いでしょう?」
(1999、115分、R-15指定)

ビデオ制作会社を経営する青山(石橋凌)は7年前に妻を亡くし、高校生のひとり息子(沢木哲)と暮らしていたが、息子から再婚を勧められその気になる。
友人で映画制作会社社長の吉川(國村隼)は、見合いは嫌だと言う青山に映画のオーディションを提案する。
青山は初めは方法に罪悪感を感じていたが、応募者の中の山崎麻美(椎名英姫)という若い女性に興味を引かれ交際を始める。
だが、吉川は、麻美の身元引受人である芝田(大杉漣)という人物が行方不明になっていることに違和感を感じる…。

~他の登場人物~
・青山の亡妻(松田美由紀)
・青山の会社の事務員(広岡由里子)
・少女時代の麻美(泉綾香)
・島田老人(石橋蓮司)
・家政婦(根岸季衣)

「私だけを愛して」

「言葉なんかウソだけど、痛みだけは信じられる」

「うんと辛い目にあって初めて、自分の心の形が分かるのよ」

前半は退屈だが、石橋凌が椎名英姫と関係を結んでから女の本性が明らかになり、物語は急展開する。
歪んだ愛を表現するサディステックな残酷描写に耐性のない人はご注意。
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