BDR

オーディションのBDRのレビュー・感想・評価

オーディション(2000年製作の映画)
5.0
業界関係者なら思わず笑ってしまうようなリアルなオーディション。まさかそんな事を思う人も多いだろうが、往々にしてあり得るのが自虐的で良かった。愛する者を盲目的に信じてします男心、他の女はそうでも彼女は違うと信じるのが短絡的な男性心理を鋭く突いている。
イギリスでは発禁騒ぎになるほど衝撃を与えた映画。井戸から出てくる奴や、白塗りのブリーフ子供が出てくる奴よりも、構成も練られ、ミステリアスに描いている。それもこれも、その辺に居そうな女性を殺人鬼に配役したのが素晴らしい。そして、映画のクオリティをすこぶる下げる、アイドルやグラビア系の、女優もどきが出演していなのが一番良かった。石橋 蓮司さんは、いつもギスギスしているのが好きだ。
BDR

BDR