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オーディションのkarafのネタバレレビュー・内容・結末

オーディション(2000年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ】
若くして妻を亡くしたビデオ制作会社社長の青山は10年以上息子と2人で寂しく過ごしていた。ある日息子から再婚を提案され、知人の吉川に相談。
吉川は映画のキャストオーディションを開き、その中から理想の女性を探せばいいとオーディションを開催。そこで麻美と出会う。麻美に惹かれていく青山。彼女とプライベートでも会うようになり、相思相愛に、その後2人で旅行に行きプロポーズをするが、答えを聞く前に麻美は失踪する。その後青山は麻美を探し始める。周りの話を聞くうちに彼女の異常な環境、境遇を聞く。しかし、彼女への興味が絶えず遂に彼女の家を見つけ訪問する。そこには下を抜かれ指を切られた男がいた。麻美は青山を誘拐し、彼の家で拷問をかけるが息子が駆けつけ、麻美と揉め、麻美は階段から落ち死ぬ。

【レビュー】
海外で評判が良いと聞き鑑賞。中期の三池監督のエッジの効いたグロ描写、演出がグッとくる。痛々しさを感じる。高校生の時殺し屋1を見た衝撃を思い出した。
白石監督の「グロテスク」は過激なゴア表現が行き過ぎていてフィクション感が出過ぎていたが本作はありうる可能性も含み楽しんで鑑賞できた。
しかし、お目当てのグロ表現までがひたすら長い。奇妙な世界観はいいがやたらと長すぎる。
タイトにまとめたらもっとサラッと見れたと思った。
どちらにしろこういう作品撮ってくれ三池監督。最近はちゃっちくなってると思うので。

好きなところ
現実的なゴア表現

嫌いなところ
中だるみ

【自分でやるなら】
なにかある女の雰囲気は前半出ているので前半で彼女の出生を早く出してゴア表現を足していく。
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