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ラスト、コーションのLaserCatsのレビュー・感想・評価

ラスト、コーション(2007年製作の映画)
3.8
トニー・レオンの真顔が怖いという印象が強かったような…
暗殺計画のために敵の愛人となったのに、憎むべき相手から誰よりも信じられると言われてしまう状況がとても切ない。この時代のこの立場でなかったら…と思わずにはいられないが、この状況で出会わなかったらこれほど惹かれ合うこともなかったのかもしれない。
タン・ウェイ演じるヒロインの見た目が過去と現在でガラリと変わるので、後戻りできない道に足を踏み入れてしまった彼女の運命の残酷さが強調されてあまりにも切ない。
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