ラスト、コーションの作品情報・感想・評価

「ラスト、コーション」に投稿された感想・評価

1942年の日本占領下の上海。

学生劇団から女スパイへ。

愛と葛藤。

見終わってからグワングワンくる。

責任と犠牲が偏り、どんどん孤独になり、
向き合えるのが、敵だけ。

心も身体も引き裂かれていく様子が
じっくりと丁寧に描かれている、
人間ドラマです。

名作です。
これは名作。
自分の小さい頃に凄く話題性のあった映画だけど、年齢制限があって観れなかったので今となって初めて鑑賞。

とにかくエロい。そして美しい。

もう10年前の映画だけど、シナリオ構成や街の再現といい、音楽といい、今見てもおしゃれ。

そして終わり方が最高にモヤモヤさせてくれる。(笑)
また観たいと思う。
公開当初はまだ中学生だったので、
R-18のこの映画は観れませんでした。
正直、中坊の岡崎にはかなり刺激的な予告編で、AVだなと思っていました。

が、こんなに面白い映画だとは!!!
映画館で観たかった…あのとき中学生だった自分を恨みます。

歴史スペクタクル映画ではありますが、
この映画での肝は、人間の愛くるしさだと思います。
まだ、子供で大学生だった主人公たち。
夢を持って行動に出たはずだった彼らの姿はとても生き生きとしています。
そして、ターゲットとなるイーも、
強い権力を持ち、傍若無人に拷問などを繰り返すが、主人公を見つめるときの特に最後の視線はとても人間味があります。
そんな彼らの運命が悲しくも交わるときに、愛くるしかったはずの彼らが、戦争により壊されていきます。
迎えるラストはその愛くるしさが権力社会の影響を受ける姿を映すことで、
とてつもなく破裂しそうな切なさが溢れ出す。
苦しい…。

2時間40分ありますが、
どんどんと進むストーリー展開に無駄はなく、飽きずに観れます!
本当に今までなぜ観なかったのか。
おススメです。
こやま

こやまの感想・評価

4.6
これは名作…感動しました。
どんどん綺麗になるマイ夫人、どんどんイーにハマる姿やどんどん激しさを増すベッドシーンに目が離せなくなりました。
出会ったが終わり、という運命的なものを感じたしそこがとても美しかった。
Jasminne

Jasminneの感想・評価

5.0
中華圏の人から教わったこの作品のまことしやかに囁かれているゴシップが頭の中で雑音になり10年も見なかった。後悔している。すごくいい作品。
ヒロインがそこそこブスなのがとても良い。ソバカス、ニキビ、肌荒れ、口紅のよれまでも生身の人間を感じさせるようになっている。
葛藤を汲み取ろうともしない同志なんてどうでもいいよ。思想への共感をぶち壊されたら、自分の愛を信じる他ないからあの決断は人間らしいのである。
青山

青山の感想・評価

3.5
「愛は勝ってはいけない諜報戦である」

トラウマ恋愛映画入門からの一本。


舞台は戦時下の香港と上海。
主人公のチアチーは、日本の傀儡政権の官僚であるイー氏に近づき彼を暗殺する任務を担ったスパイ。しかし、イー氏との密会を繰り返すうち、彼に心乱されてゆき......。


政治的、歴史的な背景がありつつ、性と愛についてがメインなので無知なバカでも楽しめました。エロいし。

まず諜報サスペンスとしては構成が面白かったです。最初に核心の場面を少し見せて、そこから発端に遡り本編は2部構成と。ミステリーファンだからか、こういう綺麗な構成のお話好きなんですよね。前半は学生時代の初恋エピソード。後半はセックスセックスセックス!と、青春からオトナな雰囲気へガラッと変わるのが楽しいです。
噂の濡れ場は確かになかなかでした。まぁあんま期待しすぎるといけないですけど、獣のような激しさから甘美な美しさと儚さまで2人の深まりと共にセックスが変わっていくのが面白かったです。

そして、本作のテーマは性と愛/社会と個人。
愛にも世の中にも実体がない。だからどこまで信じていいのか分からないし、信じる者は足を掬われる。しかし自分の体と相手の体だけは確かにここにある。そんな感じで、実体のあるものと不確かなものの間で板挟みになる現代人。それを象徴するラストシーンがとても印象的でした。

サスペンス性の高い構成と問答無用のエロで興味を持続させながらえげつないところまで人間の苦悩と孤独を描き出した名作です。
気になっていたちょいエロ旧作を借りて観ようシリーズ。
普通におもしろかった。第二次世界大戦中の日本軍占領下の上海・香港を舞台に、女工作員が暗殺対象に…。まぁ、暗殺対象がトニー・レオンみたいなイケメンなら仕方ないかな、と。
そしてヒロインのタン・ウェイ。同世代として断固支持。ワキ毛ボーボーやけど。当時はボーボーやったってことかな。チャイナドレスからもはみ出てる。
コップの縁についた女性の口紅は意外と見落としがちですよ!注意して洗い物しましょう。というショットが何回かあった
yuka

yukaの感想・評価

3.9
3年後からが徐々に面白くなって目が離せなくなる
誰も信じていないけど君だけは信じてるなんてターゲットから言われたらもうどうしたらいいか…
ラストシーンが良すぎる、切なさのオンパレード
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