Supernova

姿三四郎のSupernovaのレビュー・感想・評価

姿三四郎(1943年製作の映画)
3.7
柔道の話。漫画みたいな展開だった。

黒澤明作品とはいえ監督デビュー作だしとたかを括っていたらめっちゃ面白かった。反省。
めっちゃ面白かったけど、何かと淡白でチープな場面もある。

ポスターを見た時、てっきり銃剣を握っているのかと思って戦争ものだと思い込んでいたから内容が全然違くて驚いた。

ノイズが除去されていたおかげか、静かなシーンがとにかく静かで、それらのシーンは良くも悪くも目立つ。特に試合のシーンは、両者の緊張感がもろに伝わるのと同時に、カメラ目線で撮られた臨戦態勢の姿勢で固まっているような画は少し滑稽で笑ってしまった。

戦争でオリジナルのネガを紛失したらしいからしょうがないけど、完全版見たいなぁ。
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