姿三四郎の作品情報・感想・評価

「姿三四郎」に投稿された感想・評価

てぃだ

てぃだの感想・評価

3.0
黒澤明の監督デビュー作。ストーリー的には大して面白くないものの、この頃から既に志村喬が出てるのにニンマリ。主人公が対戦相手の娘に図らずも遭遇してしまい、父の身を案じて必死で祈る娘の姿を見て「俺、負けちゃおうかな」ってなって師匠に「ばっかもーん」て怒られるとこ大笑い。昔からこういうの割とスポーツものの定石だったのね。女子の下駄の鼻緒が切れて速攻で直してあげるイケメンぶりにモテ男の極意を勉強になります笑。後半の決闘場面の画面カッコ良すぎ
NOOO000ooo

NOOO000oooの感想・評価

3.5
1943年(75年前)黒澤明初監督作!
強くてシャイな姿三四郎という柔道家を極める道中を描いた今作は、ジャケのように泥沼から星空を見上げていた男のサクセスストーリーであり、奇しくも黒澤明に擬えた野心に溢れる泥中の蓮の物語なのだ。
ストーリーとしては、強さに拘る男のチャンバラでもカンフーでもヤンキーでも、あるいは冒険ファンタジーでも通ずる王道の紆余曲折ありつつ最後にラスボス倒す痛快娯楽作。
Arisa

Arisaの感想・評価

3.2
間違ってドラマの姿三四郎の方にレビューしてたので、こちらに書き直します。
↓↓↓


黒澤明監督のデビュー作。

一部のフィルムが紛失してしまったらしくカット版を観た。

ん~~作品自体はそんなに面白くはない 笑


でも印象に残ったシーン

師匠の矢野に叱られ、蓮の池に飛び込んでしまう三四郎。
夜になっても一向に池から出てこないので三四郎の兄弟子達が心配するが師匠はとりあわない。
三四郎も出てくる気配すらない。

しかし、ふと目にした花開く蓮の花を見てすぐ師匠に謝るのだった。


泥の中でも綺麗に咲く蓮の花を見て、荒くれ者だった三四郎が心を入れ替えた瞬間。


物言わぬ蓮の花から
ここで何かを学ぶんですよね


それが、とっても印象深かったなぁ

あとは、村井との対決のシーン。のちの檜垣との対決よりも面白く感じました。


紛失したフィルムの部分があればもっと面白かったんだろうな…勿体無い。
■2回目(2015/12/20)
うん、深い!

ストーリー自体はシンプルだが、
ひとつひとつ
細かい作り込みが見られ、
且つ深いストーリー、
セリフ回しがあり、良かった!

黒澤明デビュー作…
ファンにはたまりません!


■1回目(2015/3/15)
男臭さが前面に出てる青春柔道話だが、 それぞれの演出と合わせて、
非常に清々しい映画だった!
よ

よの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

黒澤映画その1

日本人だし夏は黒澤映画を全部観ようというのが自分の中での今年の夏休みの宿題で、今回は記念すべき1回目。

初監督作品というのはやっぱりどこか完成度にかける点があったりして、ファンでしか楽しめない印象が強かったが黒澤明の一発目は文句なしに面白くてビックリしてしまった。
強いていうなら、シーンのいくつかが関係者の承諾なしにカットされ紛失されてしまったらしく、完全版が見れないのが悔しい。

おそらく少年漫画も無いであろう1943年に作られたとは思えないほどの圧倒的王道少年漫画感!ジャンプで連載しててもおかしく無いくらいの胸熱な展開多めで古さはあまり感じなかった。

魅力的なキャラクターもとても多かった。
どこか青臭いけど圧倒的な強さを誇る和装に身を包んだ主人公の三四郎も良いけど、「蛇のような男」と劇中で例えられる冷酷で不気味、シブい洋装に身を包んだライバルの檜垣の方が個人的には好み。

カットもかなり少年マンガ的なアツくなる構成が多くて良かった。黒澤明はシーンの繋ぎがすごく上手。ゲタのシーンとか良かった。

張られた伏線も綺麗に回収されてたのもグッド。続姿三四郎が楽しみになりました。
KOU

KOUの感想・評価

3.2
黒澤明初監督作品。
検閲やら時代の荒波に揉まれながら世に出ていたり、歴史的な意味合いでも価値のある作品。

所々演出で光る所があり、やはりデビュー作から侮れないなと。
志村喬の安定感。
黒澤明デビュー作!
黒澤印ともいえるダイナミズムが決闘シーンなどで見られて面白かった。
蓮の花を見るところは詩的な印象も受けて、美しいシーンだった。
巨匠はデビュー作からやっぱりすごいなぁと思いました。
そして志村喬は黒澤映画でずっと志村喬なんだなぁと思いました
加山雄三、竹脇無我、三浦友和、藤岡弘、。この4人の共通点は?
みな姿三四郎を演じてます(藤岡さんだけせがた)。
で、その第一号が藤田進さん。もう軍人魂という感じで、骨格からして違います。それでいて照れ屋で可愛いところもあって、とってもチャーミング。最近のヒーロー物はこういう人がいないからイカン。
ぺ

ぺの感想・評価

3.2
藤田進はウルトラセブンや他の怪獣特撮に結構出てたので見たことあったけど若いときはこんなにかっこよかったんだな。
黒澤明作品を通る上で避けられない作品。初監督作品ゆえあまり饒舌に物語を語れていない上に、戦中の作品の宿命なのか検閲で切られているのであまり楽しんで見れなかった。
装丁にもなっている池に飛び込むあの一節は凄く良かった。蓮の花なのかな?あの花を見て何かを悟ったのか師匠に素直に謝る姿はじんわりと胸を打たれました。
柔道の当時の日本社会での地位など、外堀の知識を持って見るとまた違う映画に感じるかもしれません。
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