姿三四郎の作品情報・感想・評価

「姿三四郎」に投稿された感想・評価

黒澤明作品を通る上で避けられない作品。初監督作品ゆえあまり饒舌に物語を語れていない上に、戦中の作品の宿命なのか検閲で切られているのであまり楽しんで見れなかった。
装丁にもなっている池に飛び込むあの一節は凄く良かった。蓮の花なのかな?あの花を見て何かを悟ったのか師匠に素直に謝る姿はじんわりと胸を打たれました。
柔道の当時の日本社会での地位など、外堀の知識を持って見るとまた違う映画に感じるかもしれません。
黒澤明のデビュー作。
もう何度も観ているけれど、観るたびによくわかんない、となっていたが…。
今回、最高に楽しかった。

オープニングの下駄で時間経過を表す描写からの、小夜との出会いで生きてくる下駄。

遊んでいる子供達との距離感の変化。

棒杭と花の使い方。

アクションシーンをリアクションや省略で見せるテクニック。

と、これでもかこれでもか、と映画という表現にしかできない「時間」という表現方法が駆使されまくり。

志村喬や、月形龍之介の好演。などもう80年近く前の映画なのだが、信じられない。
現代の方が鈍重な映画は多いし、語り方が下手だ。

特に藤田進が轟夕起子の下駄を直してあげるシーンはもうすごいエモーショナル。
下駄を直して立ち上がると距離が近すぎて轟夕起子が「うわっ近っ」ってなる描写が生々しくて面白い。

凄い楽しく面白い映画です。
うーん、古典的な日本映画の典型とも言える作品ではないでしょうか。
勿論、いい意味でです。
いつかは闘わねばならない宿命の果たし合い
草原の決闘シーンは圧巻です
黒澤初監督作品。

藤田進は無骨で良いですね。

決闘シーンも凄く良い。

繊細な映画ではないが、力強い娯楽映画でした。
MH

MHの感想・評価

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ブツ切りされてたけど、それでも緊張感のあるかっこいい映画だった。
検閲によってカットされて途中で解説が入るってそれがもう映画。

仇はきっと取ってやるからな。
愛梨

愛梨の感想・評価

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初監督作品とは思えないくらい面白い作品だった!レベル高い!!

少し役者の違いがわかりにくかった。

カメラワークの多用が凄かった!
完全版は一生みれんのがまぁえぇ、はい。
人間の道とは何かおちえてくれよ。なぁ、おちえてくれよ。
黒澤明監督の記念すべき第一作。
 
初見は、京橋フィルムセンター。
後年、長尺バージョンも観た。

この作品、やはり蓮池場面が特筆すべき「悟りの場面」としてインパクト強し。 
この場面は、富田常雄の原作にはなかったエピソードを黒澤監督が映像的に追加した場面。物語の中でも重要な場面であり、黒澤監督のセンスが光る名場面。
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