このレビューはネタバレを含みます
『羊たちの沈黙』シリーズ一気見。
三作目。
『ハンニバル』がビビる程つまらなかった反動でやたら楽しめた。
タイトルがめちゃくちゃダサくて観る気がしなかったけど。
『ハンニバル』のレクター博士のヨイショ具合がかなり気色悪かったので今作はいい塩梅だったので安心して観れた。
前2作がなんやかんやありつつ協力者としてのポジションだったレクター博士がそれだけではなく犯人を使って主人公の家族を殺すように仕向ける展開等は今までになくてGood。
また、後半はきちんと今回の犯人であるダラハイドと恋仲のリーバ、主人公のグラハムにスポットが当たりレクター博士が空気読んで引っ込んでたのが良い。
ダラハイドも幼い頃の虐待で色々おかしくなり現在はレッドドラゴンの絵に支配されている。というややこしいけど哀しい設定でリーバとの関係は中々に泣かせる。
ただ前2作に比べると絵的にキマっているシーンやインパクトのあるシーンが少なく地味っちゃ地味。
良くも悪くもシリーズものとして良さみたいなのは控えめでこれ単体でも観れる様な作品。
