アカデミー賞で５部門に輝いたサイコスリラー『羊たちの沈黙』（'90）の続編で『ハンニバル』（'01）に続くシリーズ3弾目。
レクター博士を演じたアンソニーホプキンスの頭脳明晰なサイコっぷりは健在でした。
ただ、シリーズ初回のクラリス編に繋がる前日譚なのに、レクター博士もチルトン博士もキャストが同じなので顔が老けてしまっています。初回から10年以上も経ってるから当然ですよね。
エドワード・ノートンやレイフ・ファインズなどの実力派も出演するなどして、面白かったけどなんか適当だなーって感じて、見終わってから気づいたのですが監督はブレット・ラトナーだったので納得。それ知って一気に萎えてしまいました。
パート１『羊たちの沈黙』
→ ジョナサン・デミ監督
パート２『ハンニバル』
→リドリー・スコット監督
パート３『レッド・ドラゴン』 ※今回
→ ブレット・ラトナー監督
パート４『ハンニバル・ライジング』
→ピーター・ウェーバー監督
ブレット・ラトナーは2017年、大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインのセクハラ報道をきっかけに巻き起こった#MeToo運動で名前が挙げられた業界人。その結果、ガル・ガドットは出演拒否するわ、米ワーナー・ブラザースとの契約を打ち切られるわとスキャンダルネタで世を賑わしていました。
ご自分の権威を利用して他人に圧力を加える人は嫌いだなー。
