この作品の素晴らしいところは
見る側の想像力を働かせて、二人と一緒に成長するような気持ちになるところでしょう。
本当は、もっとその先まで掘り下げたら、
さらなる感動もあるかもしれないのに
そこは本当に敢えて
描かず、故にリアルに思えました。
ダスティンホフマンの演技はもちろんのこと、若かりし頃のトムも素晴らしいですね。
二人の、心が少しだけ、通うシーン、そして、何か昔にあったのね…と思わせるシーン
涙が溢れました。
ラストシーンも本当に、ね…
後3分でテレビが始まる。
うん。そうなのよね。
そうして二人はまた、別の道だけど、もう確実に、昔の二人では、ないんですよね。
素敵な映画でした。