さーすぃ

レインマンのさーすぃのレビュー・感想・評価

レインマン(1988年製作の映画)
4.3
こういう「たった1週間の大冒険」みたいなお話が大好物なのだ。
本作は高級車ディーラーの主人公チャーリーが資金繰りに苦しんでいる際に、絶縁した父親の訃報が届き、遺産の300万ドルが自分に相続されないことを知った主人公が遺産を求めて奔走するお話…であった。
まず、色々差し迫ってる時期に3人の社員のうち2人が恋人で旅行行くのやべえだろ!と思った。また、チャーリーは傲慢で嘘つきで嫌なやつだったが、彼女のスザンナが間違ってることは間違ってるとしっかり伝えたり、彼氏の事情に付き合ってあげたりしてて素晴らしい彼女だなと思った。
チャーリーとレイモンドはある意味似たもの同士で、自由奔放で頑固なところとか兄弟だなと思った。
何十年も施設でお世話をしているVERNでさえ、レイモンドの身体に触らせてもらえなかったのに、チャーリーがレイモンドの顔に日焼け止めを塗ったり、ダンス教えたりして自然に触れているところがグッときた。
タイトルの意味がわかったとき、それまで謎だった部分が全てがつながってなるほどなあ!と感嘆した。
1980年代のアメリカのネオンギラギラな感じや、バカ広い道路を駆け抜ける感じがサイコーだった。
ダスティンホフマンの演技が自然すぎた!!
素敵な作品だった。
さーすぃ

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