松竹公式チャンネルで配信されていたので、観てみました。
ずっと陰湿というか異質感がある雰囲気が漂っていて、程よく気持ち悪くて、それが作品の雰囲気を損なわず良かったです。
全体を通して、とにかく余韻というか含みを持たせた演出が多くて(台詞回しやカット割りなど)それが、複雑化していく因習との格差を生みだしているように感じましたが、やっぱり長いなぁと思う部分はあったので、もう少しコンパクトにした方が観やすかったなと思いました。
金田一感はかなり薄めで、謎解きパートはあまりに急展開すぎて、それはどこで金田一さんは分かったんですか？という疑問が浮かんでしまったので、もう少し探偵パートが欲しかったです。
でも、今まで観てきた作品たちの土台になっているであろう要素が点在していて、こういう機会がないときっと観ることが出来なかったので、公式チャンネルに感謝です…！
