眞

八つ墓村の眞のレビュー・感想・評価

八つ墓村(1977年製作の映画)
3.0
YouTubeの期間限定無料公開で保育園児(5歳くらい?)ぶりの鑑賞。寅さん、津山30人殺し、そしてJAL(主張が強過ぎる)に分断されてたイメージがやっと一つにまとまってやっとスッキリ…全然してないけど……。

自分も田舎の出身だし血の繋がりのないおばさんとかいるし本家が分家が男子がどないのこないの言う年寄りがまだいる土地柄なので、そう言う部分は大人になってから観た方が100億倍くらい背筋が凍った。人間の世のクズな部分を全部同じ鍋にぶっ込んで煮込んでしまった煮凝りのような、イヤな感じ。因習村どころの騒ぎではなかった。おええぇ。

八つ墓村の名前の由来となった落武者のキャラが濃すぎる中に田中邦衛を見つけてしまったのでそこだけ本気で笑い転げてしまって、なんかもう情緒がめちゃくちゃ。あと音楽が芥川也寸志。

ちゃんと原作を読みます。
眞