眞

ゴジラ-1.0の眞のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりゴジラは日本人が作ったのが好きだ。

そーーーーれにしても今回のゴジラは怖い特に大戸島に上がってきた時の小柄で動きが俊敏な(一般的な恐竜の動きのイメージに近い?)頃のが怖いのなんの。一人一人仕留めていくので仕事が丁寧だし。特攻から逃げたくて大戸島に降りたらゴジラ上がってきちゃって気がついたら守備隊の人たちが全員死んでたらそりゃいつまで経っても戦争は敷島の中では終わらないなと思った。

敷島に(特攻で)死ぬことを望んでいたであろう橘がちゃんと脱出装置を付けてくれていたのがよかった。
あと澄子さん、澄子さんがいてくれてとてもよかった。典子さんもあきこちゃんも、きっと敷島も、文句を言われても澄子さんがいてくれてよかったと思ったんじゃないかな。

ゴジラは銀座のビルを破壊するのがテンプレートだからそれはまぁ、として、あれだけの爆風と吹き戻しの風を瓦礫と一緒に喰らっている典子の顔がすごくキレイなままだったのはツッコミポイントだった…首元のアザ?が何か関係しているのかわからないけど、ぼくなら包帯の上からでも顔半分潰れたな、って感じで描くと思うけど女優さんだからダメなのか、何なのか。

平成初期のゴジラのラストシーンを思わせる終わり方でよかったですね。
前の列のシートで小学生キッズ男子3人組が「次はゴジラが宇宙から来るんじゃねー!?」などと盛り上がっていたので危うく話しかけてしまうところだった。

それにしても神木くんは色んなオッサン監督の萌え属性に付き合わされて大変だな。
眞