驚くほど、理解出来なかった。なにしろ主人公の女性が何を考えているのかがわからない。
性的倒錯や環境から精神的に追い込まれて狂っていくのはいいが、その過程の文脈が不親切なので、こちらは何が起きているのか理解出来ないのだ。
フランス映画は苦手だ。出てくる人物はいつもイライラしていてヒステリックなイメージで、今作も例に漏れない。
主人公も毒親もいきなり豹変する男も。
どういう展開になっていくのかが気になり、最後まで一気に見せるという意味では優れた作品なのかもしれないけど。
ラストの主人公の行動の意味はなんだろう。