てらしん

プラン9・フロム・アウター・スペースのてらしんのレビュー・感想・評価

4.1
クソ映画の面白味は後半10分に詰まっている。


宇宙人と主人公たちが対面するシーン、UFOが爆発四散するシーンで感じられる緊張と興奮は他の映画では得られない感動を私に与えてくれました。
この感動を味わいたい人は最初から最後までしっかり鑑賞しましょう。

台詞がかみ合っていないシーン、登場人物がいきなり吸血鬼になる、登場する怪物がことごとくノロマ、キャストの演技力。
撮り直しが出来ない中の一発撮りを想起させるシーンが多く、時間も製作費もなかったのだと感じさせられた。

エド・ウッドの背景も知ると映画をより楽しめるかも。

歴代最低の映画って言われてるけど、これよりひどい映画なんていくらでもあると思うけどな...
”クソ映画の金字塔”の方がこの映画の呼び名にふさわしい気がする。
てらしん

てらしん