元来は強欲で決して聖人君子な人物ではなかったシンドラーが、多くのリスクを負ってまでもなぜユダヤ人救出に尽力したのか、その複雑な心境などもしっかり描かれていて興味深かった。
別れのシーンには胸が熱くなり涙。重厚なテーマなのはもちろん、映像や音楽なども含めて映画としてのクオリティがかなり高い作品。
過去鑑賞作にはない蛮行描写もあり、どこまでが事実なのかなとは思った。若きレイフ・ファインズ演じる将校の非道っぷりと不安定さが怖かった。
ナチス/ホロコースト関連50
関連作品では外せない名作中の名作。ドイツ兵の命令以外は全編英語。
