ドイツ占領下のポーランドにてドイツ人実業家のシンドラーが、賃金が安いという理由からユダヤ人を雇って工場を経営する。
そこからユダヤ人を助ける側になるという予想できまくるストーリー。しかし、気がつけば195分の間に何度も涙を流していた。無残に殺されるユダヤ人をみていられなかった。
シンドラーが助けきれなかったユダヤ人を観るための映画なのかとも思えた。
でも人数云々の問題ではなくて、助けられた人が確かに存在して、生きられたという事実に勝るものはないと思う。
ラストの、シンドラーが、助けたユダヤ人に囲まれて発する言葉が彼の全てだったんじゃないかな。