今更、オススメする必要もない映画
だけど、是非観てもらいたい!
ドイツ人でありながら、ナチスの政策を見るに見かね、ユダヤ人のために尽力するオスカー・シンドラーの話(当然ながら、エレベーターの話ではない)
とにかく重いです
観終わってしばらく、気が滅入った
ナチスのユダヤ人虐殺、虐待は、見るに耐えない
随分、酷い事をしてたんだなぁ
祖先がユダヤ系であることでも有名な、スティーブン・スピルバーグ監督の殊勲且つ、不朽の名作
オスカー受賞(作品賞、監督賞等)もうなずける
同年に、全然ジャンルの違う「ジュラシック・パーク」を撮っているというのもまたビックリ
演技派で固めたキャストもすばらしい
リーアム・ニーソン、ベン・E・キングスレー、レイフ・ファインズ等
リーアム・ニーソン、カッコイイな~
思えば、この3人は、イギリス人ではないか
三者三様の演技を見せる
中でも、レイフ・ファインズ演じる、アーモン・モード所長の非情で冷酷な態度が、印象的!!レイフ・ファインズ、顔に似合わず残忍な役もやるんだな(いつも、いい人っぽい顔に見えるんだけど、この時だけは違った)
今作では、実に憎らしかった
全篇通してモノクロで撮られているが、作中に出てくる一人の少女のジャケットだけが、ピンクだったりと、カラーも巧く使っている
炎も色が付いてたかな
ユダヤ人が、ナチスに虐げられてきた歴史を、強烈に知らされた
やっぱり、戦争はいいものではないと再認識した
そんな中で、オスカー・シンドラーさんがやった事は、細かいことはさておき、立派な事だったと思う
最後、オスカー・シンドラーさんの墓を、生き残った人たちと、その人たちを演じた役者たちが、2人1組ずつで、一緒に参っていたのが印象的だった
観終わった後のダメージは大きいが、観て損は無い映画だと思う
とにかくリーアム・ニーソンの好演と、レイフ・ファインズの怪演を観るべきだと