『ドク・ハリウッド』じゃないかと聞いてしまうと、うん、確かにとなるがそれ以外に目を当てることも大事かな。
オープニングの格好良さは今見返しても痺れるぐらい。シェリル・クロウの『real gone』にエンジンをふかす音、車が駆け抜ける空気を切り裂く音。とても子ども向け映画の演出のレベルではない。
サントラが魅力的な映画の筆頭としていつも挙げている。カントリーミュージックを中心としたチョイスだが中でもザ・コーズの『sh-boom』がかかる時はとてもロマンティックだ。
こういうところこそがこの作品の魅力ではないかなと感じる。