ジョゼフィーヌの存在が作中の重要な位置を占めていて、同監督作の『ハウス・オブ・グッチ』との類似性を考えずにはいられなかった(グッチの方が断然面白いが)。
全体的にダイジェスト版のようなブツ切れ感があり、これは描きたいものがフルで収まっていないのでは?と感じた。『ザ・クラウン』みたくドラマぐらいのボリュームが欲しかったんじゃないかと邪推。ヴァネッサ・カービーも出てることだしね。
終盤のイギリス艦内でナポレオンが映るところだけ魚眼レンズが使われていて空間が歪んでたのが気になったな。あれどういう意図だったんだろ。
あと支配者の入れ替わりが印象に残るように作られていたなとも感じた。