1983年にイタリアで作られた出来の悪い「マッドマックス」みたいな映画。
主人公っぽい男は「ナイトライダー」のデビッド・ハッセルホフの劣化版みたいな風貌です。
この主人公っぽい男の性格がとにかく問題で、恋人を平気で砂漠で置き去りにするわ、久々にあったらビンタするわ、父親を探す子供を躊躇もせずの裏切ろうとするわとやりたい放題です。
当然、ストーリーや演出も完全に破綻していて冷静に観るとつまらないですが、広い心でツッコミを入れながら観ると楽しいです。
クリスマス・イブで10人くらいしか観客が居なかったのですが、後ろの列に座ったおっさんの足の臭いが異常に臭くて、映画を観終わる頃には頭痛がするくらいの威力で、映画の臨場感を増すのに一役買ってました。
自分も人前では靴を脱がないよう神に誓いました。