ゆえん

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチのゆえんのレビュー・感想・評価

4.0
ヘドウィグは本当に女性として生きたかったのだろうか?と思わずにはいられませんでした。

愛に飢えていたときに「自分が女性なら愛してもらえる」という状況に置かれたからカットしただけで、自身の性別なんてどうでも良かったように感じられました。
そして、幾度に渡って裏切られたことで、「ヘドウィグ」という強かで自立した揺るぎない人格、というよりペルソナを作り上げて自衛していたのかな、と思いました。

最後は諸々をかなぐり捨てて本来の自分を取り戻せたのでしょうか?
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