このレビューはネタバレを含みます
どう考えても不気味な人形をお世話することになって「ルール」を課されていたら少なくとも初日ぐらいはしっかり守れよ、とは思ってしまった。だらしねぇなグレタ。
ブラームスのパーソナリティをもうちょっと掘ってほしかった。劇中で言及されてたのは“噂”でしかなくて、せめて真偽をはっきりしてほしかった。
あと老夫婦がなぜわざわざ人形を息子としてお世話し始めたのかも知りたい。
“たしかにここに居る”ってわかってるならなおさら謎。
もし、残忍な性格からブラームスは常に殺人衝動を抱えていて、獲物として若い女性を近くに寄せるために“シッター”を雇える年齢のまま存在させようとしていたなら、老夫婦がそれに協力する形で人形をお世話してたのもわからんでもないし、ついにその状況に耐えかねて夫婦揃って身を投げたのもわかるけど、そういうような描写があるわけでも無かったから、なんかちょっと肩透かし感があった。