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クリスマス・ストーリーのtrswのレビュー・感想・評価

クリスマス・ストーリー(2008年製作の映画)
3.2
社会という後景を抜きにして一つの家族の物語を感情的になることなく、観察するように描いていく 他の映画だったら重すぎてキツいけど沁みる...と思うような題材を2時間半使う割にはツルッと描いてしまう よく分からないけど勝手に許して解決していくのってまあある 分からんけど...

花火のシーンを見れただけでこの映画は見て良かったなとは思えた

カトリーヌ・ドヌーヴを家族の中心に据えるのは「真実」と同じで、是枝監督は間違いなくこの映画を見ているし影響を受けてると思う 比較するなら小さい子供をどういう使い方するかみたいな点に違いが出てる(この映画では2人の幼児が無垢の象徴として無邪気に使われてる感じはあるよね 「真実」の子供の描き方は本当に見事だったので)
撮影が両方ともエリック・ゴーティエという人らしい この人いいよね
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