イッセー

アビス/完全版のイッセーのレビュー・感想・評価

アビス/完全版(1993年製作の映画)
3.0
私は悩んでいた。この数日…。
私の書く作品クセが強い気がしてたり、そんなのしか観てないのかなって思われるのが嫌で…。
でも、メジャーな映画書くべきなのか凄く悩むがメジャーなやつは誰かがちゃんとレビューしているし…。
ありきたりになるからやりたくない!!
みんなにはもっと隠れた名作を観て欲しい!!
という変なプライドがあり、そして色々あってこの映画について書くことにした(前置きが長い💦色々って💦)

この映画の舞台はなんと深海!深海だからとパニック映画ではなくSF物という組み合わせ。いいゾ~これっ。

私は宇宙を題材にする作品よりも深海を描いた作品の方が好みなのかなと感じる。
誰も踏み入れたことの無い場所を開拓するという点は⤵︎イギリス人的な思想が反映さ…(うざい話は略しますね)

⤴︎という点はとてもワクワク、また未知と未経験から成り立つ畏敬が混在する感情を持つことができる。

光も届かない深海にゆっくりとスーツを着て沈みに沈み。果てしない深さに踏み入れる。ポンプからの出てくる音、潜水艇のソナー音。
時々起こるハプニング。未知との遭遇。
アァ…なんて素晴らしい
要素なのでしょうか!


昔から海には稀に見たことのない生物が発見されたりしている。そんな場所を開拓しようとしているのだ。
もしかしたら後ろにでっっかい!生物が大きな口を開けて僕らを待ち構えてたり…なんて恐怖が普通に起こり得るのだ。
ゾクゾクだし、ワクワクだし。
静かな映像のせいか胸の鼓動が聞こえるしw手に汗握りますよほんと💦

これを観ると僕達のいる地球の海の底にもきっと"あれら"がいるのかも…って考えてしまうと思う。

昔、プールに入った。深さ5mのプール。タイのリゾート地で。その時は昼間だった。タイだとなぜかウルトラマンチップスが流行っていた。
お父さんと1m台の所にいた。僕は深い所まで行ってみたかった。ゴーグルをつけて下を見ると明らかに光がちゃんと届いていない薄暗いプール。僕達のいる場所から二歩歩いただけで帰ってこられなくなるような深さ。あの段差。あの陰鬱した静けさと異様さがとても怖かった。一瞬で悟った。これは無理だ…と。うっすら見える排水溝から何か出てきたらどうしようとか頭の中で考えた。恐ろしい。僕はまだ小6だった。


宇宙だとつい離れた存在だと思ってしまい自分とその中の映像の出来事は切り離せて観てしまうが海だとそうはいかない。
なんたって全体の70%が海なんだもの!
アオいね💦地球🌏

私は昔から今も超巨大生物が深海にはいるかも!とか海底都市アトランティスがあるんじゃないかな!!って!考えている。

みんなは嘘かもしれないけどみんな心の奥底ではあったらいいなって思ってたりするじゃないですか。そこのあなたも!でしょ!?しいなさん!ゆーやくん!

そんな映像をこの映画では表現してくれています!宇宙よりも身近に感じる海を舞台にしているからこそ感じるモノがこれにはある。

<色で例えると>
薄暗い海の底から

ギラギラ光る希望のライト。

発光色気味の海水。

<観るならこんな時>
とことん深くまでゆっくり落ちたい時。

夏休みにクーラーガンガンにかけて部屋真っ暗にして毛布に包まりながらセブンイレブンで買った期間限定のアイスを食べてる時。

昼の部に観ることをお勧め。真っ暗にした部屋から出た後が気持ち良いでござる。
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