いつもクールなインテリ系の「白人が求める黒人」役のシドニー・ポワチエ先生が珍しくヤンチャめな役。
white saviorな話かと思ったらそこまでではなくて当時としてはかなり頑張ったであろう持ちつ持たれつなバディものに仕上がってるように感じた。
手錠で繋がれたまま激流の川渡ったり、深い穴を這い上ったり等々と逃走劇としてしっかり面白い。
シリアスな二人のシーンから切り替わって、追手のシーンになるとラジオから常に音楽が鳴ってるのが良い。シドニー・ポワチエが歌う「Long Gone(From the Bowlin’ Green)のやけっぱち感。
この映画に限らずだけど、Nワードを「黒人」とかなりマイルドに訳してるのでシドニー・ポワチエがキレる意味が分からない人当時は結構いたんじゃないかな。