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羊たちの沈黙のmylifeのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.8
随分と久し振りなのだが再鑑賞してみた。前に観たのは何時ぐらいやろう…およそ20年振りぐらいは経つのかも知れない。え~と、多分これで3回目ぐらいかな。

ふむふむ、流石にアカデミー賞の実績なだけあってやはり面白い。当時はこの手のジャンルがオスカーに輝くなんて…意外そのものので実に斬新な出来事ではあった。

だが、ハンニバル・レクターと言うキャラクターを生み出した功績は大きいと感じる。そのお陰で単なるサイコサスペンスでは無く作品としての深みを帯びているようでもあった。

主演はジョディ・フォスター。新米FBI訓練生として奮闘する日々を描いている。レクター博士との出会いが本作の要でありクラリスの成長過程は実に見応えあった。

そんな、アンソニー・ホプキンスはただならぬ雰囲気を醸し出しまくりでインパクトの度合いと本作の評価を底上げしていたのだとも感じる。

以前に観た時も秀逸だと思っていたのだがジョディ・フォスターの暗闇に怯える様が実にリアリティがあって、こちらも…なるほど圧巻の演技力であるとも思えた。
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