アカデミー賞作品賞完全制覇の第1弾はこの作品にした。1990年「羊たちの沈黙」
第64回アカデミー賞作品賞(1962)
アカデミー賞作品賞で唯一のホラー映画。
監督:ジョナサン・デミ 他に「フィラデルフィア」「クライシス・オブ・アメリカ」
原作者: トマス・ハリス「羊たちの沈黙」
キャストはFBI捜査官クラリス:ジョディー・フォスター
猟奇殺人犯で元精神科医ハンニバル:アンソニー・ホプキンス
若い女性が皮を剥がれる連続殺人事件が発生。FBI訓練生の女性クラリスは、複数の猟奇殺人を犯して獄中にいる天才精神科医ハンニバルから助言を得るよう命じられる。一方、彼は協力の条件として、彼女に自分の過去を明かすことを要求する。
彼女は警察官の父が死に、叔父の家に預けられたが、2ヶ月でそこを逃げ出したと、ハンニバルに告白する。その2ヶ月に「羊」がかかわっていた。
村上春樹の「羊をめぐる冒険」(1982)を思い出した。何故かわからないが、本の記憶とこの話が妙に同じ感触に思えたのだ。
どうでもいいことだか。
評判通りの傑作。
実は再視聴なのだが、後半はよく覚えてなかったし、その時は傑作とは思わなかった。
クラリス役ジョディ・フォスターは主演女優賞を取っている。
彼女のどのシーンも表情があるのがお分かりだろうか?。セリフを見ていて、表情を見落としているかもしれないが、他の役者さんの演技はセリフの方に心が奪われる。ところが彼女なら演技は常に表情が残る。
アンソニー・ホプキンスがいい。彼もまた、この映画で主演男優賞を取っている。
かれは元々演技派の役者と思うが、この作品は「あたり役」と言っていいだろう。というか、ハンニバルは彼しか出来ない。
今年一年レビューを読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。🍀
来年もまたよろしくお願いします🤲
2022.12.31視聴570 (通算960本)