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羊たちの沈黙のsasakiのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.3
2度目の視聴。
レクター博士との会話シーンがかなりメイン。
強気でいる若くて美しい女性が、回をを重ねていくにつれ眉を顰めて怯えていく。
なにを考えているか分からない表情で、まだ癒えてない傷口にグチグチと塩を塗りこんでいくスタイル。
痛みを思い出させて、忘れさせない。
白くてフワフワの子羊を抱えて逃げたあの時。
そして今度は、穴の中に白くてフワフワの骨折した白い犬が吠えている。

レクター博士は逃げようと思えばいつでも脱走できたんじゃないか?
けれどまるで絶好のチャンスを狙っていたかのような…
十字架のように死体を掲げ飾り付け、ライトにもこだわり、美しさにこだわった結果なのでは。
顔の皮を剥ぎ重症人のように偽る。
あれほど監視されていた相手を、今度は「古い友人」を「食事」に誘うと言う。
サイコパスのやることは想像もつかない
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