とろろ芋

羊たちの沈黙のとろろ芋のネタバレレビュー・内容・結末

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

レクターがカッコよかった。
バッファロー・ビルも、一人でも
現代版ロミジュリのような色と装飾の中で
生きてるんだろうなってわかる
すごく良いキャラなんだけど
レクターはキャラじゃなかった。
キャラのバックボーンを見せると
考え方や境遇がわかって
共感性が増すけど
全然読めないし何考えてるのか永遠に確信が持てない。
だからこその引力とリアリティがある。
クラリスとバッファロー・ビルの
一騎打ちシーン、効果が抜群だった。
普段は「あ、面白い撮り方してるな」
って先に思っちゃうけど
ただただ「うああ、大丈夫か頑張れ」
しか考えられなかった。
臨場感と緊張感、って言葉にすると
簡単だけどそんなんじゃなくて、
心が動かされてた。全力疾走してた。
タイトル回収も綺麗だったし、
ラストシーンも暗転するまで
ずっと探し続けちゃった。
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