タカノリンコ

羊たちの沈黙のタカノリンコのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.5
すべて2024年になるまでこの作品を観なかった自分が悪いんです。当時、いや、せめて2000年までに少し勇気を出して観ていれば。今まで出会った人達はみな絶賛してたし、何度も話題に上がってたのに。テレビでも何度も放送されてたのに。当時なら斬新で鮮烈に思えたであろう描写もありふれたものへと変わり、さらに物足りなく感じる。
時代を逃した感。
ひとえに怖かったんです。
さらにこの作品を観ずしてドラマのハンニバルを観てしまったもんだから。俺のレクターはマッツ・ミケルセンなんです。
しかしながら、引き込まれる演出、そして、ジョディー・フォスターの初々しさとアンソニー・ホプキンスの怪演。これを観ずに死ぬことにならなくて良かった。
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