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羊たちの沈黙のmiisanのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
5.0
レクター博士シリーズの第一章です。囚われてるヤバい犯罪者レクター博士に、新米FBI捜査官クラリスが捜査の協力をもとめに通う、というこの作品。サスペンスの名作とされてるけど、ストーリーはいたってシンプル。
名作とされるのはトリックやら、どんでん返しやらが理由ではなく
俳優二人の演技。

犯罪者なのに、礼儀正しく、美しい所作で人を惹き付けるレクター博士。名悪役ですよね!
レクター博士のカリスマ感は一体なんだろう...ムカデ人間の博士とは
ぜんぜんオーラが違う!

新米捜査官のクラリスも、気高さと聡明さ、美しさがありながら
だんだんと博士に惹かれていく様子をよく表していて「なるほど、演技が上手いとはこういうことか。」と素人の自分にも思わせてくれます。

映像は美しく、しかし恐ろしい...大好きな作品です。
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