異常犯罪者の心理は異常犯罪本人に聞くのが一番と言わんばかりに繰り広げられていく内容にゾクゾクしながら見ることができた。
なんといってもレクター博士がすごすぎる。精神分析に長け過ぎている彼は、その人を一目見るなりいろんなことが見えてしまうのだから、異常犯罪者とはいえ、人として優れた能力の持ち主でもあった。そんな彼を中心に繰り広げられていく作品に惹かれないなんてことはないだろう。
一番残っているシーンとしては、レクター博士がクラリスに書類を渡す瞬間だろうか。クラリスに触れる指先に背中がゾクッとした。
最後まで裏切らないレクター博士と作品の終わり方がとても良く、もう一度見たいと思えてしまった。
素晴らしい作品の1つであった