日央

羊たちの沈黙の日央のレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
5.0
何回見ても最高。

この作品はあらゆる殺人鬼をモデルにしている。

バッファロービルが女性を誘拐するシーン。

彼は腕を骨折し、車に荷物を載せようとした所を女性は見かけ助けたところを捕らえられる。

これはブロンド女性を次々殺害したテッド・バンディの手口。

誘拐した女性を部屋に掘られた穴に監禁。

これは少年を次々殺害したジョン・ゲイシーの手口。

他にも、人の皮膚で服を縫うのは、サイコでもモデルになったエド・ゲイン。

レクター博士のように司法取引をし、他の事件のアドバイスをする代わりに生き延びたは、連続殺人鬼ヘンリー・ルーカスがモデルになっている。


こういった過去の殺人鬼の行動などを、この作品は取り入れていて、ある程度の知識を持った人間も納得する。

アンソニー・ホプキンスの怪演は勿論、クラリス演じる知的なジョディの初々しさを感じさせる演技も素晴らしい。

ラスト、犯人を追い詰めていく緊迫感も良かった。


ちなみにバッファロービルの名は西部開拓史のガンマンの名前から引用している。


◼️物語、構成 5/5
◼️演者、演技 5/5
◼️演出    5/5
◼️衣装、メイク4/5
◼️音楽    4/5
◼️美術    4/5
◼️満足度   5/5
◼️万人受け  3/5
◼️病みつき度 5/5
◼️涙     1/5
◼️恐怖    4/5
◼️安らぎ   1/5
◼️笑い    1/5
◼️アクション 2/5
◼️謎解き   2/5
◼️エッチ度 1/5
◼️グロ描写 3/5
◼️胸糞 1/5
◼️歴史的背景 1/5
◼️元気貰える 1/5
◼️睡魔 1/5
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