ニャンコ先生

夜と霧のニャンコ先生のレビュー・感想・評価

夜と霧(1955年製作の映画)
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衝撃的な内容でした。
強制収容所の映像や写真がナレーションを添えて流れていて、目を背けたくなるようなシーンも多々あります。
生産性という言葉が出てきますが、これは強制収容者をいかに効率良く処分するかということ。
人間で実験を行ったり、人間の脂で石鹸を作ってたり、女性の髪の毛で布を作ったりという信じられない話もありました。

私が勝手に思っているのですが、もっとテレビでも本作のような写真や映像を流しても良いのではないかと思います。
日本は戦後70年でもう10年もすると戦争を知る人はもうほとんど居なくなってしまいます。
やはり映像として戦争の悲惨さを見ておくことも大切だと感じました。
集団的自衛権についても自国を守るという点では良いのかもしれませんが、もしもの時が来た時の行く末が心配ですね。

今回についてはスコアとおすすめシーンはつけられません。

私は歴史にはかなり疎いです。
もっと勉強しないといけないと思えるようになりました。
ニャンコ先生

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