MiYA

ブロンクス物語/愛につつまれた街のMiYAのレビュー・感想・評価

3.4
チャズ・バルミンテリといえば「ユージュアル・サスペクツ」の捜査官役が有名。彼の自伝ドラマなのですが、こんなバックグラウンドを持った人だったとは。多感な少年時代に起こった様々な出来事が、彼の人生を大きく影響を与えたことには想像に余りあります。

厳格な父親とマフィアのボスという2人の対照的な「大人」との間、イタリア系コミュニティと黒人コミュニティとの「間」。この2つの「間」で、身と心を引き裂かれながらもバランスを取って生きていかざるを得ない苦悩。そんな感情をうまく描けている映画だと思います。

なお、他の方も指摘しているように、やはちデニーロの役は逆だよな、と。
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