原題『A Bronx Tale』 (1993)
監督 : ロバート・デ・ニーロ
脚本 : チャズ・パルミンテリ
撮影 : レイナルド・ヴィラロボス
編集 : デヴィッド・レイ、ロバート・Q・ラヴェット
音楽 : ブッチ・キンボール
出演 : リロ・ブランカート・ジュニア、ロバート・デ・ニーロ、チャズ・パルミンテリ、他
60年代のブロンクスを舞台に、ひとりの少年の成長と彼を取り巻く人間模様を、古き良きニューヨークへの愛を込めて描いたドラマ映画。
俳優ロバート・デ・ニーロが初監督・製作・主演の3役を務めた作品。
「父親と息子」映画。
「少年の成長譚」映画。
イタリア系アメリカ人の少年が、実直で働き者のバス運転手の父と、少年を我が子のように可愛がる地元マフィアのボスとの狭間に立ち葛藤しながら成長するさまを「二人の父」との関わりを息子の回想を通して描かれた作品で、当時を彩ったポピュラー音楽がふんだんに使われノスタルジックさに拍車をかけてます。
あと、ラストに"あの人"が登場した時はスコセッシ映画好きならニヤニヤが止まらないと思うサプライズキャスティング。
