メリーポピンズは、子供好きのはずだが、変にベタベタせず、子供と一定の距離感をたもってるあたりが、乳母としてすごいところなのだろう、と思う。みなに愛される理由もそこな気がする。
ウォルトディズニーの約束で、トラヴァース夫人が、ただ子供が好きで、メリーポピンズを生み出したわけではないことを知り、さらにそんな夫人と闘いながら(共にと敵対し合うがいりまじる)ウォルトディズニーがこの映画を作り上げたことを知り、なおのこと好きになった。
メリーポピンズはやさしく大人になれと囁いている。目線は同じ。誰が偉いとかではない、その人その人に風は吹いていて、良い時悪い時はあるが、永遠に同じ風が吹くことはない。悪い風向きになったときにそっと手を差し伸べてくれる。メリーポピンズはそんな存在。
そんなメリーポピンズが戻ってくる。はてさて(^^)