ゴン吉

エネミー・オブ・アメリカのゴン吉のレビュー・感想・評価

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)
4.0
監視システムの脅威を描いたウィル・スミス主演のクライム作品。

弁護士のディーンは労働組合とマフィアのトラブルを担当し、不正行為を録画したビデオを手にいれて、マフィアと交渉にあたっていた。
そんな折、偶然大学時代の同級生と出会い、ある録画メディアを受け取ってしまう。
そこには国家安全保障局(NSA)による「通信技術による国家保安とプライバシー法案」に反対する共和党議員の暗殺の様子が録画されていた。
NSAは、盗聴、盗撮、監視カメラ、偵察衛星を駆使してディーンを追跡するが……   

アメリカ政府機関による盗聴・盗撮等による監視の脅威を描いた作品で、情報操作による事実湾曲も恐ろしいです。
一方でキツネとタヌキの騙し合いが楽しめます。
ハラハラドキドキで見応えがありました。
ラストの一発逆転の秘策が見どころです。
アメリカの最大の敵はアメリカですね。 

地上波TVで鑑賞 
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