カザフスタンで遊牧民生活をおくる姉夫婦一家に居候する兵役帰りの独身青年が、自分も羊を飼い家（テント）を建て立派に独立する夢を叶えるために婚活する所から話は始まる。
想い虚しく求婚相手からは嫌われ、姉の旦那オンダスには役立たずの烙印を押され…喧嘩の末、家出をする。その途中で偶然産気づいたオンダスの羊に出会い、なんとか一人で無事取り上げる。ここ最近死産が続いていた矢先の出来事で、なんとも嬉しい子羊の産声と、一仕事を終え満足そうに大地に寝転ぶ青年のアップ。彼の中で何かが変わった瞬間。いいシーンです。
作品名を何故『トルパン』にしたのかは不明…
