hagub

クローバーフィールド/HAKAISHAのhagubのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

モキュメンタリーなので酔いやすい人は注意。特にアレが現れてからはカメラが激しく揺れ動くのでゲロゲロになる。
怪獣映画についてはその造形のチラリズムを楽しむ傾向がぼくにはあるけれど、この映画はその辺が上手で楽しめた。その全貌は「ミスト」っぽい、怪獣というよりはクリーチャーという感じ。本体の身体から剥がれ落ちた幼体みたいなヤツもデカい虫的な怖さがあって良かった。刺されたら嫌だなっていう生理的嫌悪感を持てる。実際に噛まれてしまうとどうにかなる(何かに感染?植え付けられる?)描写もあったけど詳しくは描かれず。

色々とツッコミどころはあるし、結局あの化け物はなんだったのかも開示されないけれど、その辺のクオリティは求めて見ていなかったので気にならなかった。娯楽映画として楽しめたので満足。
下書きされてるテープ(平和な日常)がたまに出てくる演出はモキュメンタリーならではで良かった。
あとカメラ役のハットの空気読めなささがちょっと面白かった。
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