クローバーフィールド/HAKAISHAのネタバレレビュー・内容・結末

クローバーフィールド/HAKAISHA2008年製作の映画)

CLOVERFIELD

製作国:

上映時間:85分

ジャンル:

3.2

「クローバーフィールド/HAKAISHA」に投稿されたネタバレ・内容・結末

【ホームビデオ視点の良さを上手く出した映画】
いくつかのレビューを見てびっくりしました。
私自身はここ最近では結構楽しめた映画だったので、その酷評の多さにびっくり。
おそらく、映画の見方の違いなのかもしれませんね。
私の場合は、最近の洋物映画に対して「アトラクション的な面白さ」を求めてみる。テーマ性とかはどちらかといえば二の次で、まず、提供される2時間の時間で「どれだけ一喜一憂(笑ったり驚いたり)させられるか」を求めて観ます。で、映画を観たあとで、その物語が語りたかったもの(感じさせたかったもの)は何か、について考えをめぐらせる。

その見方においては、この映画は単純に2時間それなりにハラハラドキドキさせられた。特に、怪物から子供たちが生まれて、ミクロ単位で人を襲うあたり。しかも一度襲われた(傷つけられた)キャラクターは、その後に何かしらの問題を持つ(ゾンビになるのか、はたまた毒をまきちらすのか)。その辺は映画ではあまり深く語られず、ただ、カーテン越しに彼女(傷つけられた人物)が医者か何かに治療されずに撃たれるという事実だけが語られていました。

他にも、面白い、と感じた部分はあった。終始、登場人物が持つ手持ちのカメラ視点で描かれているところだ。確かに、手振れがありすぎて見づらい感はありましたが、それでも手持ちカメラであることの良さは二つあると思います。

一つは、物語の視点を極端に限定しても不快感がなく簡単に受け入れられる。世界をおびやかすような怪物映画なら普通、国防総省や軍など大規模な奴等の反応をみせたりするし、だからこそ彼らの視点で怪物の姿かたちや強さを明確にしなければならない(逆に言えば、そうしてくれないと見てるこっちは”わざと”隠されてる感を得て納得できない。例えば、「ミスト」という映画はその辺上手く作っているが、それでも”わざと”らしさを感じたのです)。

もう一つは、もともと録画されていたテープに上書き録画をしている設定だったので、時々カメラを切った時に出てくる過去に録画した映像(主人公とヒロインが愛し合っている姿)から、サブテーマの“愛”を継続的に、しかもスムースに説明してくれるところ。だからこそ、ラストシーンで二人が爆破に巻き込まれて死んだ(?)後に再生された上書き前の動画(=2人が愛を語り合うシーン)を実に“悲しく”感じさせてくれた。
つまり、パニック映画なんだけど恋愛要素がうまく交じり合わせている。よくある、無理くり恋愛を入れたパニック映画、よりは恋愛の部分に多くの時間を割くことなく、しかしながら明確に語られていたと思います。

反面、がっかりもあります。それは、手持ちカメラの視点だからこそ臨場感や自然な語り方を心がけたつもりだろうが、しかし!山場まで“わざと”怪物を隠してる(=見せない)感は否めない。製作者の意図がモロばれ、だった。まあ、その辺のリスクを背負っても山場まで怪物を見せないように徹した方がいいのかもしれないが、どうしてもその辺(製作者の意図)をこちらが感じてしまうと感情移入度が下がる。

もう一つは、“消化不良”ですかね。映画の冒頭で“作戦コードネーム:クローバーフィールド”(←さだかではないが。)みたいなテロップが出てきたから、「きっとラストでは、どこから現れた怪物でどうやって倒したのかが、ビデオを再生している人の視点で語られるんだろな」と思っていたのに、その辺をポイッと捨てて終わった。「え゛~!」です、ほんと。だれが「作戦コードネーム」を決めて、誰が冒頭のビデオを再生したのかが全くわからんのです。謎だ。ただ、この映画は続編がある、という噂を耳にした瞬間にそのマイナスはゼロに復帰。むしろ、期待感というプラスに上昇。

さらなるがっかりは、最近のどんな怪物(例えば宇宙戦争とかサインとかで出てくる奴)を見ても、直感的にしっくり来たものは一つもない、ってこと。今まであったとすれば、エイリアンくらい。なんでか?それはよくわかりません。


総評。主人公とヒロインの恋愛物語には大したテーマも感動もそれほどないが、パニックを楽しみたいのであればそれなりに楽しめる映画、であり、それなりに(10点中5点程度)感動できる映画。

楽しめるポイントは、ホームビデオという媒体を通して物語を語る故に、?臨場感がより伝わった。?限定された視点で物語を語っても違和感が無い。?上書き(本作品)前の録画動画を見せることで簡潔に“愛”を語る。が上手く表現されていると思いました。

しかしながら、ハッピーエンドでないだけに見終わった後に多少暗い気持ちになります。

とりあえず、続編を早く見て“怪物”の出生秘話などを聞きたい。この物語自体は広がりのあるものだと期待しています。
中学生の頃に映画館で…初めて映画館でパニック系?怖い系を観たので結構トラウマだったが、ビデオカメラで撮影しているというのがリアルで引き込まれた。元々デートしている時の思い出の記録が入っているテープに上書きする感じで録画していたので、恐ろしいシーンの中で画像が乱れて前の記録シーン(幸せそうで楽しく話しているシーンなど)が出てくるのでなんだか切ない気持ちになる。最後死ぬときは、今日はいい1日だった?みたいな事を聞いて終わるのが本当に心にきた。全て終わってしまったのにデータでは残ってて、そのセリフで終わるところがよかった。
一番印象に残っているシーンが、女の人が変な虫に背中あたりを怪我させられて感染?して、破裂するシーンは結構恐ろしくて印象に残っている。
カメラ動きまくり暗くて見辛いのに頑張って最後まで見たあげく伏線回収なしで終わってしまった
登場人物の視点のみで描き、
侵略しているゴジラ的な巨大生物をあえてちゃんと映さない。

この演出により、
何が起きているのだろうという、
没入感が凄かった。

賛否両論ある映画だと思うが、
自分は好きで、続編などで
ハッキリした描写やストーリーを
作ったものはあまり期待できない。ブレアウィッチと同じ感覚。
こんな危機的状況でカメラまわしてんじゃねーよ!!
そんなツッコミは野暮だろうけど、言わずにはいられないww

突如現れた巨大モンスターによって、ニューヨークがパニックに!!
そんな阿鼻叫喚の状況をPOV形式で見せつける本作。

大型クリーチャーは手足が長く、割と人型っぽい。顔の両サイドに、プクーッと膨れるグッピーのお腹みたいなヤツが付いてましたね。

小型クリーチャーもワラワラ出てきて、そちらはレギオン、もしくはデストロイアみたいな造形でしたねw
人間に謎のウイルスを感染させるっぽい。

崩壊寸前のビルに女の子を助けに行くシーンは、カメラよりまず安全を優先しろ!と言いたくなっちゃうわww

この、ニューヨーク壊滅の記録は、あるテープに上書き録画された設定らしく、チラチラっとコニーアイランドでイチャつくカップルのシーンが挿入されます。

実は、このシーンも伏線が隠されていたりするんですよねぇw
イチャイチャしてる背景に見える海。
ここに、空から何かが降ってくるシーンが映ってますね。

これがモンスター出現の直前であることから、なんらかの因果関係を垣間見るシーンなんですね。

とまぁ、上記の小ネタはネットで見たんですが、よく見つけるよね〜そんな細かいトコww

日本ではHAKAISHA(破壊者)という、サブタイトルが付いててウザいですが、実は監督のアイディアらしいですねw

劇場公開前に、事件との関連を匂わせる架空の企業や団体のサイトを立ち上げたり、YouTubeに架空のニュース映像を投稿するなど、やたら謎めいたプロモーションに力を入れてたなぁ…。懐かしい。
よくある海外のパニックもの。
ビデオ撮影ってのが良かった。
化け物さんたちはちょっとちゃっちくて
可愛いです。
一回見れば良いかな。
こういう手法の映画好き。
出てくる怪獣がハリウッドゴジラのムートーみたいな見た目してた。海外の怪獣ってああいう虫っぽいのが多い気がする。
povはどうしても酔っちゃう。

最後のデートの映像に切り替わるシーンで海に謎の物体が落ちてくる(?)

考察が楽しい作品。私は好きです。

I had a good day.
面白かった!
ハンディカムの怪獣もの、という掘り下げればそれだけで面白いテーマを掘り下げて、主人公たちを無理のない理屈で追い詰めていくのがよかった。



一般市民目線ということで怪獣を常に映すわけにはいかず、それをフォローするミニ怪獣というアイデアもよかった。
ただ一方で、怪獣のデザインや設定の中途半端さは気になった。
あまり怪獣のビジュアルを見せない方向性なら最後まで徹底して欲しいし、見せるならなにか分かりやすいアイコン(ゴジラでいう背中、ジョーズでいうひれみたいなもの)があればもっとキャラが立ったと思う。ミニ怪獣に噛まれたら終わり設定も単発でしか機能していなかった。
同じく、主人公たちのキャラ立ちも中途半端...リアリティーを出すためかもしれないけれど、全体的に少し物足りなく感じた。
物足りないと感じたのは、イベントの数の問題もある。普通の映画よりカットが極端に少ないこの映画は、面白いシーンだけを詰め込む、というのが難しいだろうと思う。仕方のないことだけれど、カットで時間を跳びまくれる普通の映画より起こる出来事は少ないためそのぶんカタルシスも大きくない。


パッケージにもなっている、自由の女神の首を開幕早々ぶっ飛ばすのは面白い。


好きなものは何があっても守れ、というのが兄の遺言にもなっているのが、ロブがとにかく諦めない説得力になっていてよかった。


ハンディカム撮影ということで、被写体とカメラの間に逃げ惑う人々が映るカットが多いが、混沌とした状況が伝わってきて「ならでは」の面白さだと感じた。
しっかり見ていないとはぐれてしまいそうな、祭とかのあの感じがよく出ている。


何気に一番凄いと感じたのは序盤の電器屋。
混乱に乗じて家電を盗む人々を描きリアリティーを出す、テレビで状況を認知する、ケータイを手に入れ連絡を取る、という一石三鳥の舞台設定だった。
ひたすら酔う、臨場感が凄すぎて口が開きっぱなし、ゴジラっぽいなーと思ってたけど最初の日本に転勤する話題で紐付けてるんかな?
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