るい

ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさのるいのレビュー・感想・評価

3.5
今回は、まーしーさんコラボ
アマプラのF先生生誕90周年企画から
ドラえもん長編映画作品ではカウントされてない、番外作品で
立ち位置的にはドラえもん映画3作目にあたる、シリーズ唯一の中編作品
かつ
第一期ドラえもん唯一の夏休み公開の作品
ちなみに同時上映が「21エモン」
この話も原作が元になってて
バケルくんとのクロスオーバー作品
「ドラとバケルともう一つ(藤子F不二雄大全集5巻参照)」という作品の一編
「ぼく桃太郎のなんなのさ」がベースになってる
話は
夏休みでぐうたらしてるのび太は
案の定ドラえもんに説教されて見放されるが
心配になったドラえもんが再度見に行くと
のび太は未来の自分をタイムマシンで連れてきて、夏休みの宿題をやらせていた
残るは社会科の宿題で
テーマは
「この街の歴史を調べる」であった
自分は計画してあるんだと
またタイムマシンを軽々しく使って過去へ行って観てくると
具体的な計画もなしに過去を見ようとする
のび太にドラえもんは「この町の100年を見るのに100年かけるのか?」とごもっともなことを言われて、
のび太は秒で泣きすがる
そこでドラえもんが出したのが「タイムカメラ」
それを裏山の一本杉に打ち上げて
遡ってこの町の写真を送ってくれるという
次々に送られてくるも642年前で突然途切れる
その写真にはなんと「桃太郎」が写っていて
さらにのび太のママが空き地で行き倒れた
オランダ人を発見し、ホンヤクコンニャクで
聞いたところ
そのオランダ人が持っている先祖代々受け継いでいた絵にも桃太郎らしきものが描かれていたという
のび太とドラえもんたちは
もしかしたら桃太郎はこの町に実在したのではないか?と
いつもの仲間を伴って過去へ向かうことに

やはり大長編と比べるとスケールは小さく
内容的にはテレビスペシャルに近い
ちなみにタイムマシンで過去に向かう途中
間違えて22世紀の「つづれ屋」に行ってしまうという、同時上映作の「21エモン」と
一瞬のみ
クロスオーバーする展開が盛り込まれていて
ちょっとびっくりした🤣
にしても相変わらずタイムパラドックスによる伏線と回収が上手い作品だったな
でもって自分は藤子F不二雄大全集でドラえもん全巻持っていたので
原作との比較ができたので紹介
基本は同じ流れだけど
⚫︎原作だとバケルくんとクロスオーバーしてるので
ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんが登場せず
ドラえもん、のび太、バケルくんの3人で過去に向かってる
⚫︎細かいことを言うと映画で向かったのは642年前だが
原作は637年前である
⚫︎動物に変身したのもバケルくん側の道具で
バケルくんとドラえもんが変わったもの
なので人数の関係上、キジが出てこない
映画だとジャイアン、スネ夫、しずかちゃんが動物変身ビスケットで変身してる
比較はこんな感じかな
にしても観てみたかった作品だったので
この機会に観れて良かった😆
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