ジョディ・フォスター演じる正義感の強いアート好きの庶民派の主婦と、金物など家庭雑貨店を営む旦那を演じるマイケル・ロングストリートの家に、投資ブローカーの奥さんを演じるケイト・ウィンスレットと、やり手弁護士を演じるクリストフ・ワルツの夫婦が、子供のけんかの謝罪にやってきた。
このこじんまりとした家の居間の、ちょっとこだわりのオーディオ、つくりのしっかりしたソファー、ピアノの配置とか、うらやましい。靴ばきだから、玄関がいらない。
子供のけんかには親は口出ししないのがあるべき姿だと思っていたが、本当にみっともないけれど、可笑しい。
子供のけんかがなかったら、この二組の夫婦は出会うことがなかっただろうという価値観の相違、特に、ちょっと庶民をバカにしたようなクリストフ・ワルツのインテリ弁護士の演技が光っていました。
金もの雑貨店の夫婦の小さなこだわりの数々に共感しました。
重たい映画を観た後は、軽いコメディーがいいですね。