ゾロ

おとなのけんかのゾロのレビュー・感想・評価

おとなのけんか(2011年製作の映画)
3.5
舞台の映画化ですね
ワンシチュエーション映画

OP
ある公園で起きた出来事が遠巻きに描かれる
男の子が棒で男の子の顔面を叩いてしまう
大勢いる中で起きた事件で、音は無い…


怪我をしてしまった子供の両親と
怪我をさせてしまった子供の両親
四人による おとなのけんか の話

被害者、加害者の単純な対立構造では無い
夫婦、男女や他、アンチ〇〇

2対2だけでは無い

違う立場、違う意見、違う立ち位置

コロコロ変わる彼等が滑稽

対立構造や"おとな"の定義

ゴールや結末がバラバラな遠回りな口論

自分の意見を言う事
言い負かす事
マウントを取る事
リベラルを振る舞う事

そりゃぁ
まとまるものもまとまらない


ラストが好きだなー
良かったぁーとほっとして
ズームアウトから描かれる映像に
ニヤリとして、皮肉たっぷりだなーと

ボタンの掛け違い
事態を増大させているのは誰なのか?

画集のくだりの"フジタ"は
藤田嗣治さんかな?

さて、千と千尋の舞台
抽選当たらないかなー?頼むっ🙏
ゾロ

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