シグのすけ

ギャング・オブ・ニューヨークのシグのすけのレビュー・感想・評価

3.2
時代背景がよくわかってないので難しかったな。俳優達の渾身の演技と大掛かりなセットが逆に敷居を高く感じた。拒まれてるのか俺っ?て感じ。

いつもディカプリオを好意的に見てるつもりなんだけど、心の葛藤を表現するのに険しい顔一辺倒ってどうなんだろう。勿体ない気がする。その点、ダニエルデイルイズは悪魔のような笑顔や微かに見せる銀歯、義眼?得体の知れない彼の美意識による演説等で圧倒するから、これだけ評価が高くなる気がする。前髪をぺったりさせる事に命を懸けてる。

ディカプリオの顔面の焼き印は意外と目立たないので、一生辱めを負わせる事になってない。その後も普通に美形のまま、あのシーンに戦慄して損した感。火傷って残るはずなのに。

結局何が言いたかったのだろう?時代に翻弄された男達って感じでもないし、ブッチャーという悪人だが魅力的な男がニューヨークで生きて死んだという印象。間違ってるかも知れないけどそう感じた。
シグのすけ

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