勧善懲悪の娯楽作品。
時代が進むにつれ難しくなった王道的な物語を、優れた演出や演技、しゃれた台詞により高次元で完成させた名作。失敗、敗北からのカタルシスは観たあと気分よくさせてくれる。
緊迫するシーンで画面が出演者視点になったり、スローモーションで様々な視点に変わったりと息を呑む。
仲間集めや失敗、成功、敗北...と盛り込んでいるのに、きっちり120分で終わる簡潔さも素晴らしい。
史実とは大きく違うらしいけれどそれはフィクションの楽しさだということで。
奇抜な映画も好きだけど、こういう王道作品があってこそですね。