ひろぱげ

アンタッチャブルのひろぱげのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
3.8
とにかく、「男のカッコイイ」を全部ぶちこんだ超娯楽映画。
オープニングの、ハードボイルドな音楽から「THE UNTOUCHABLES」のタイトルばーーん!アル・カポネの髭剃り上からショットばーーん!の演出がまずカッコイイ。
ショーン・コネリーの顔、声、仕草、キャラクター、台詞、全部カッコイイ。
若きアンディ・ガルシア、めちゃめちゃカッコイイ。(乳母車止めた後のくだりとか、ラスト前、形見のお守りを受け取るシーンとかシビれるよね)
チャールズ・マーティン・スミス、一見ダサくてひ弱なメガネくんだけど仲間が撃たれたことで逆上して大活躍、カッコイイ。
デニーロ、今見るとドナルド・トランプそっくりの大袈裟ジェスチャー、外連味たっぷりでカッコイイ。
例の「戦艦ポチョムキン」のオマージュである駅の階段シーン、やり過ぎくらいの大見得でカッコイイ。
アルマーニの衣装、カッコイイ。
「ニュー・シネマ・パラダイス」にも負けず劣らずのモリコーネの音楽、カッコイイ。

うん、カッコイイ。面白かった。(それ以外ナシ!)

あれ?主役のケビン・コスナーは?
彼が存在感薄くて、綺麗事ばっかりの正義マンだから良いんだよ、この映画は。周りが全部引き立つ。
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